ある日、世界は雲の上と下で分かれるようになりました。雲の上と下に分かれたのは突然のことで、なぜ上と下に分かれたのか誰も知る人はいません。どういう基準で上に行き、下に残されたのか誰も分かりませんでした。ただ一つ違ったのは雲の上にはたくさんの資源やモノが無限にあり、下はモノが限られた有限の世界でした。上の人たちはモノが無限にあるのでお金や食べ物、自然資源を湯水のごとく使い生活をしました。いっぽう、下の人間たちはモノが限られているので細々と大切に使いながら生活をしました。 しかしある日、とうとう下の世界のモノが無くなる日が来てしまいました。そこで下の人間たちは、上の世界にモノが無くなり生
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